【日本旅雑記 広島 1】
2013年1月3日〜5日
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月3日、JAL1601便羽田発6:40〜広島着8:10で広島に向かう。羽田から広島まで1時間30分のフライト。4時に起床したため、飛行に乗り込ん
で、離陸したまでは覚えているが、すぐに寝てしまったみたいで、飛行機の車輪が地面に接地した衝撃で目を覚ました。空港からはバスセンター行きのリムジン
バスで広島市内に向かう。約1時間バスに揺られると、広島城が目に入り、広島に来たこを実感する。 ホテルに荷物を預け、さあ原爆ドームへ、とはいかず、ホテルのラウンジでカフェオレを飲む。正直いうと、気乗りしないまま広島に来てしまったのだ。 実は当初の予定では、ブダペストに行く予定だった。しかし、予約をしようとしたときにはもう満席で、さらにマカオやベトナムやタイへの空席もあたってみたが、いずれも復路のエアーがとれなかった。そんな事情で広島に来たのだ。 カ
フェオレを楽しんだ後、機材を担いで原爆ドームに向かう。360度あらゆる角度から原爆ドームの写真を撮り、平和記念公園にむかう。平和記念資料館で悲惨
な展示をみて、原爆のおそろしさを痛感した。それと同時に、一面焼け野原になり、多くの人が犠牲になったのに、いまこうしてビルや家が立ち並ぶまで復興し
た人間の強さも感じた。 昼間の撮影は終わり、あとはライトアップされた原爆ドームを撮るだけ。こんなに余裕のある世界遺産ハント旅行は初め
てで、物足りなさを感じながらも、せっかくなので広島をゆっくり楽しもうと、まずは昼食をとる。広島といえば、お好み焼き。お好み焼き屋は、例えば「みっ
ちゃん」とか「よっちゃん」とか「〜ちゃん」という店名の店が美味しいと聞いていた。地図をみると、近くに「みっちゃん」という店があり行ってみると長蛇
の行列。待つことがとても嫌いなので、「みっちゃん」はあきらめて、歩いていると、ひっそりとたたずむお好み焼き屋を見つける。店名は「〜ちゃん」ではな
いが、晴れているのに、雪が舞い散る寒さにやられ、「鉄ぱん屋 弁兵衛八丁堀店」に入る。が、この妥協が大失敗だった。でてきたお好み焼きは、温かくな
く、そばが固まっている。さらにヘラがなかったので、ヘラをもらおうと店員に声をかけると、「ヘラがすべて出払ってます」という対応で、仕方なく箸だけで
お好み焼きを食べた。Facebookでは店名を伏せたがここでは書いてしまった。
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とりあえず、腹ごしらえができたので、徒歩で護国神社と広島城にむかう。1月3日なので、護国神社の参拝者がいっ
ぱいで、御朱印をもらうつもりだったが、あきらめて、広島城にむかう。瀬戸内海に面した広島なので、東京よりも暖かいと思っていたが、この日の広島はとに
かく寒く、ふらふら歩く気になれず、ホテルに戻る。 この日のホテルはリーガロイヤルホテルで、バスセンターや原爆ドームにほど近く、また高層ホテルなので、ランドマークにもなり、とても便利だった。 夕食は「人有喜 蔵」。牡蠣が手べたくて年末に予約していた。焼き牡蠣やあなごの刺身がとてもおいしくて、とても満足。そのほかの料理も美味しくていささか食べ過ぎてしまった。広島に行く機会があったら、必ずまた行きたいと思う。 ホテルに戻り、三脚担いで夜の原爆ドームへ。風がないので、元安川の川面が鏡のようになっていて、原爆ドームが写り込んでいた。 広島は路面電車が走っている。一度乗ってみたいと思いつつ、移動はすべて徒歩圏内だったので、結局乗らずにこの日が終わってしまった。この時点で起きてから、すでに18時間も経過していて、さすがにホテルについて早々に寝てしまった。
こうして一日目が終わった。
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